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失明寸前まで気づかないことも!?糖尿病網膜症の怖ろしさ

こんにちは。
 
豊平区の「いなとみ眼科」です。
 
 
糖尿病によって血糖値がコントロールできなくなると、合併症によって神経・腎臓などに、さまざまな障害を引き起こすことがあります。
 
そして、目に障害を引き起こすこともあり、それが糖尿病網膜症です。
 
 

糖尿病網膜症とは

糖尿病網膜症とは、糖尿病の合併症として発症する病気です。
 
糖尿病によって血糖値が高い状態が続くと、血液はドロドロになるため、スムーズに流れることができず、血管に負担をかけてしまいます。
 
その場合、目の血管にも同様の負担がかかりますから、網膜の毛細血管が影響を受けてしまい、出血するなどの症状が起こることがあるのです。
 
これが糖尿病網膜症で、失明の危険性もある怖い病気です。
 
 

糖尿病網膜症の進行と症状

眼糖尿病網膜症は進行する病気で、進行度は以下の3つの段階に分けられています。
 
 
●単純網膜症
 
●増殖前網膜症
 
●増殖網膜症
 
 
第一段階となる単純網膜症では、血液の流れが悪くなることによって、血管に圧力がかかって毛細血管が膨張します。
 
これによって出血することもありますが、目立つような自覚症状はありません。
 
第二段階となる増殖前網膜症では、毛細血管の膨張によってできたコブが大きくなり、血液の塊へと変化します。
 
そうすると、毛細血管を詰まらせてしまいますが、やはり目立つ自覚症状はありません。
 
そして、第三段階となる増殖網膜症になると、「視力低下」「視界に黒い虫のようなものが動いて見える」などの自覚症状が見られるようになり、失明する危険性もあるのです。
 
 

糖尿病網膜症の予防や対処法

糖尿病網膜症は、目の毛細血管が詰まることがきっかけとなって起こるため、血糖値を正常に保って、血液の流れを正常に保つことが予防につながります。
 
また、発症時は進行度・症状に応じて、レーザーや手術などの治療法で対処します。
 
糖尿病網膜症は、自覚症状が目立ちにくい点から、重症化するまで発症に気づかない可能性もあるので、定期的に眼科で眼底検査を受けることも大切です。
 
 
いなとみ眼科では、目に関係するさまざまな症状に対して、幅広く診療を行っています。
 
ちょっとした違和感が、病気のサインになっている可能性もあるので、目のことで気になる症状のある方は、当院にご相談ください。