コラム COLUMN
眼圧の検査って何のためにするの?~緑内障について2~
こんにちは。
豊平区の「いなとみ眼科」です。
眼科で目の検査をするときに、機械からプシュと風がでる検査を体験したことがある方も多いのではないでしょうか?
はじめから風が勢いよくでてくると分かっていても、実際に目にあたるとビックリしてしまいますよね。
その検査は「眼圧検査」といいます。
今回は、緑内障シリーズの第2回目として、眼圧検査の重要性や緑内障との関係についてお届けします。
眼圧検査は、眼球の硬さを測定する検査です。機械からプシュっと空気を眼の表面に吹きつけることで、眼の圧力を測ります。
苦手というほどでもないけれど、慣れないうちはビックリすることもあるので、あまり気が進まない人もいるかもしれませんが、痛みもなくすぐに終わる検査ですので安心してくださいね。
目は房水(ぼうすい)と呼ばれる液体が循環することで眼圧をコントロールしているのですが、眼圧は一定の値を維持しながらも、性別、年齢、季節などによって少しずつ変化します。
しかし、緑内障になると、房水の排出が多くなり眼圧が高くなります。
眼圧が高くなると視神経の圧迫や損傷を招くため、さまざまな視力のトラブルが引き起こされるのです。
眼圧検査は、緑内障などの目の病気を発見するうえでとても重要な検査です。
緑内障は、眼圧が高まり視神経を圧迫して視野が欠けたり、見えにくくなったりします。失明にもつながる病気です。
目薬などで症状の進行を抑えることもできますが、レーザー治療や手術などを行う場合もあります。
40歳以上の20人に1人が緑内障になるといわれているため、40歳を過ぎた方は定期的に眼科での検診をおすすめします。
緑内障は、自覚症状がないまま病気が進行していることが多ので、早期発見・早期治療が重要です。
当院では、眼科疾患全般を診療しております。
地域のかかりつけ医として通いやすさを考えた環境を整えておりますので、何か気になる症状がある方は安心してご来院ください。
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